2−3−1 探査方法および測線位置

ミニバイブロサイスを震源とし、多チャネル(140チャネル以上)ディジタルテレメトリ観測装置を用いた反射法地震探査を実施した。また、調査地域周辺の深部の石油探査を目的とした石油資源開発鰍ノよる反射法地震探査測線につき、浅部の高分解能処理を目的とした再解析も合わせて実施した。

探査深度は約1000m程度であった。

調査地および測線位置について、図2−3−1調査地域図、図2−3−2調査位置図(1/50,000)、および図2−3−3調査測線図(1/25,000)にそれぞれ示す。

本年度の調査測線(浅内沼測線)は、浅内沼の南約500mに位置する大略東西方向の測線であり、総受振測線長は約4.9kmであった。また、再解析測線(八郎潟北岸測線)は、1991年度に石油資源開発鰍ノよってデータ取得が行なわれた測線であり、上記測線に平行な東西測線約5.0kmであった。調査仕様を表2−3−1に示す。

図2−3−1 調査地域図(縮尺1/200,000)

図2−3−2 調査位置図(縮尺1/50,000)

図2−3−3 調査測線図(縮尺1/25,000)

表2−3−1 反射法データ取得仕様