本成果報告書は、文部科学省の平成１３年度地震関係基礎調査交付金を受け、横浜市が実施した「地下段差構造調査」に伴う反射法地震探査についての成果をとりまとめたものである。
本調査は、平成１０〜１２年度の横浜市地下構造調査で判明した段差構造の市域内への走向・延長を確認するとともに、その活動性を評価するための基礎資料とすることを目的として、横浜市北部地域において地表から約１ｋｍ程度までの詳細な地下構造形態、ならびにＰ波速度構造を把握するための浅層反射法地震探査を実施したものである。
調査の実施にあたっては、学識経験者等により構成される「横浜市地下段差構造調査委員会」を設置し、委員会において随時、調査計画の立案および調査結果の検討に関する助言を得た。
横浜市地下段差構造調査委員会
| 氏 名 | 役 職 名 | |
| 委員長 | 小島 謙一 | 横浜市立大学理学部長 |
| 副委員長 | 菊池 正幸 | 東京大学地震研究所 教授 |
| 副委員長 | 齋藤 正徳 | 横浜市立大学理学部 教授 |
| 委 員 | 衣笠 善博 | 東京工業大学 大学院総合理工学研究科 教授 |
| 委 員 | 瀬尾 和大 | 東京工業大学 大学院総合理工学研究科 教授 |
| 委 員 | 松田 磐余 | 関東学院大学経済学部 教授 |
| 委 員 | 翠川 三郎 | 東京工業大学 大学院総合理工学研究科 教授 |
| 委 員 | 山崎 晴雄 | 東京都立大学大学院理学研究科 教授 |
| 委 員 | 山中 浩明 | 東京工業大学 大学院総合理工学研究科 助教授 |
| 委 員 | 阿部 進 | 横浜市総務局災害対策室長 |
事務局 横浜市総務局災害対策室
防災技術課長 中島 徹也
防災技術課係長 乾 晋
防災技術課 大塚 俊昭