3−1−2 文献資料調査結果

・横浜市付近に基盤(先新第三系)深度が周辺より深い領域が存在することが確認されているが、文献によって深い領域の位置や深度は異なっている。

・浅部の堆積層(上総層群)は、横浜市域ではほぼ南西から北東にかけて厚くなる傾向が確認されている。

・横浜市域の弾性波速度構造は概ね4〜5層構造であることが確認されている。

上記に示す既往文献調査に基づき微動探査法の初期モデルを推定した。図3−1−13に今調査でおこなった微動アレイ探査位置および横浜市周辺においておこなわれた物理探査(反射法探査、人工地震探査、微動アレイ探査)結果を示す。図中のY−LA2,4,5については近傍でおこなわれた微動アレイ探査結果を初期モデルとした。また、Y−LA1,3に関しては、層構造は人工地震探査結果を参考にし、速度値としてはY−LA2近傍における既往アレイ探査結果と反射法結果の対比を参考に推定した。微動アレイ探査結果は3.(4)で後述する。