(1)地形面

地形面モデルは国土数値地図50mメッシュを用いて作成した。50mメッシュの国土数値地図はおよそ50m間隔の密な格子状のデータ点となっているため、データをなるべく生かすために空間補間を行わずにそのままデータ点を頂点とする三角網モデルとした。図5.2.3−1に地形面の鳥瞰図を示す。モデルの作成範囲は盆地全体を網羅するように、東西方向が39625m、南北方向が27000mの範囲とした。この範囲は地質構造モデルすべてについて適用した。ただし、南東方の一部は山地であることと、利用可能なデータが無いことなどから除外した。なお、三角網モデルとしたのは視覚的にリアルに見えること、地層面モデルを制御するのに都合の良いなどの理由からである。