(4)発震作業

反射法地震探査に比べ展開長が長く、微弱なエネルギーをできるだけ遠方まで記録するために、東西測線、南北測線ともノイズレベルの低い夜間に作業を行った。

東西測線の発震点はいずれも周りに民家のない舗装道路上に設置し、@VP1001:測線の西端LOC.1から県道をさらに上った南伊奈ヶ湖沿いの道路、AVP1002:LOC.342から約20m南、BVP1003:LOC.606から約100m南、CVP1004:測線の東端LOC.892から約200m南東、の4箇所を設定した。

図3−2−2−1−1図3−2−2−1−2には4点の発震点それぞれの発震記録および初動読み取り位置を示す。西端の発震点VP1001、VP1002では、発震点の東側では、初動の減衰が激しく、測線の東側までは初動が確認できなかったが、VP1003、VP1004の発震では測線の西端まで初動を追跡することができる。

南北測線も東西測線と同様にいずれも周りに民家のない舗装道路上に設置し、@VP1001:測線の北端RP16の市役所前のバス停付近、AVP1002:測線中央付近RP267の国道358号線上、、BVP1003:RP508の国道358号線上、の3箇所を設定した。

図3−2−2−2−1図3−2−2−2−2図3−2−2−2−3には3点の発震点それぞれの発震記録および初動読み取り位置を示す。両端の発震点VP1001、VP1003では、測線の中央付近までは初動を追跡できる者の、それより遠方の受振点では不明瞭となっている。測線の中央部付近のVP1002では、南側の受振

点では南端まで初動が明瞭であるが、北側の受振点では甲府市内の中心繁華街であるため夜間もノイズレベルが高く、初動は不明瞭である。