6−1 反射面による地質構造解析

本年度(平成14年度:南北測線)実施の反射法地震探査結果を3章の図3−12図3−13図3−14図3−15に示した。ここでは、そのうち図3−14マイグレーション時間断面、図3−15深度断面を基に解釈を加えたものを示す。(図6−1−1図6−1−2図6−1−3

参考のために昨年度(平成13年度:東西測線)実施の反射法地震探査結果(マイグレーション時間断面)を図6−1−4に示し、図6−1−5に深度断面(カラー)を示す。また、それらの結果をパネルダイヤグラムにしたものを図6−1−6に示す。

これら反射法地震探査結果の反射面により把握される大局的な地質構造を述べる。なお、堆積層内の検討は、反射法地震探査測線近傍で基盤に達しているボーリングが無いこと、温泉ボーリングが主体であるボーリング柱状図の記載が統一した基準でコア観察されていないこと、などのため、盆地堆積層内の検討は来年度(平成15年度)実施予定の調査ボーリング結果を見極めた上で検討することとした。