6−3−1 P波反射法地震探査(屈折波を含む)

平成13年度では既存資料(重力結果等)から基盤までの深度が深いことが予想される甲府盆地南部付近を東西に横断する測線で実施し、西傾斜の基盤構造を概ね把握出来たので、平成14年度は図6−5に示すように南北測線(測線長=10km程度)を実施する事を検討している。

候補の測線は

・釜無川の西側測線(南北方向:候補A) 

・釜無川の東側測線(南北方向:候補B)

・甲府市街地(地震観測実施地点付近)を南北方向

の三つの測線が考えられている。南北測線は既存資料(ボーリング結果等)から南傾斜が予想される。最終的な測線は甲府盆地地下構造調査検討委員会で検討され決定される予定である。