5−3 データ解析

観測データから表面波(レイリー波)を信号として位相速度分散の形で推定し、S波速度構造を求めた。解析は、空間自己相関法(Spacial AutoCorrelation Method、以下SPAC法)と周波数−波数法(Frequency−Wavenumber Spectral Method、以下F−K法)を併用して行った。図5−7にデータ処理の手順、表5−6に解析諸元を示す。

図5−7 データ処理の手順

表5−6 解析諸元

5.3.1以降に主な解析内容について述べる。