4−4−2 本震より南側部分の余震域

バイブロサイス震源での広角反射法及び発破観測データから作成した深度断面図に余震分布とを重ね合わせ(図4−4−2及び図4−4−3)、抽出した深部反射波との相関性について考察した。

・ 本震より南側での余震分布は、平面的に北西−南東方向に細い帯状を呈し、その深度方向(概ね2km〜12kmの範囲)には、深部反射波−Aの上部に分布している。

・ 深部反射波−Aが本震より南側の余震域の下限に相当する。

・ 本震は、深部反射波−Aの北端と深部反射波−Bの南端との境界域の上部に位置している。