(2)広角反射法データ処理・解析

余震域において、バイブロサイス震源での屈折法・広角反射法データを用いて、地下深部からの広角反射を抽出し、反射法記録断面図を作成した。重合測線は、反射法の重合測線を南に延長し(CDP1301 〜 CDP1730)、一部区間で通常の反射法と重複している (重複区間CDP 551 〜 CDP1500)。NMO補正(図2−2−7)、マイグレーション処理(図2−2−8)及び深度変換(図2−2−9)には、反射法や屈折法データの解析で得た速度情報を用いた。

発破(3点)のデータについても反射法処理を実施した。弓ヶ浜半島の中央部から測線南端に至る反射点投影ライン(図2−2−10)を設定し、100%反射記録断面図を作成した(図2−2−11)。更に、通常の反射法と同様に、NMO補正(図2−2−12)、マイグレーション処理(図2−2−13)及び深度変換(図2−2−14)を行なった。