(6)観測微動波形

調査地点毎・アレイ毎に得られた観測微動波形を,図2−2−9−1図2−2−9−2図2−2−9−3図2−2−9−4図2−2−10−1図2−2−10−2図2−2−11−1図2−2−11−2図2−2−11−3図2−2−12−1図2−2−12−2図2−2−13−1図2−2−13−2図2−2−14−1図2−2−14−2図2−2−14−3図2−2−15−1図2−2−15−2図2−2−16−1図2−2−16−2図2−2−17−1図2−2−17−2図2−2−17−3に示す。

表2−2−6に示したとおり,本調査では前回調査と同じく,夜間(21時頃〜翌日5時頃)に観測時間帯を設定した。このため,人口密集地域での微動観測であったにも関わらず,交通車両などに起因する大振幅ノイズの影響は,全般的に少なかった。

観測中,約1時間毎に数分間発生するデータの欠測は,レコーダの時刻較正作業に伴うものである。

また,NAKSアレイの1回目観測では,設置点番号NAKS1(アレイ中心)に対する微動波形が計測されなかった(図2−2−9−1図2−2−9−2)。これは前節(5)で述べたとおり,地震計の動作不全に起因する欠測である。

「その1調査」に係る観測微動波形は,東京都(2003c)に掲載した。