4−7−2 地震観測点及び地盤モデル

平成16年度では,調査地域南東部の反射法地震探査結果が追加されたことに伴い,平成15年度に実施した微動アレー探査解析結果の見直しを行い,S波速度構造に修正を施した。

1次元地震動解析を行う地震観測点に近い微動観測点直下の見直しされた構造(地震基盤+6層,S波速度は各層毎に平均したもの)をもって,各観測点での地盤モデル(物性値モデル)とした。各層のS波速度に係るQ値は前年度調査と同じく,一律に100と仮定した。

調査地域及びその周辺に分布する地震観測点の位置図を,図4−7−2に示す。

図4−7−2  地震観測点及び微動観測点の位置図