4−2−5 ブーゲー重力異常から線形近似式を用いて地震基盤深度Aを推定

上記,ブーゲー重力異常と地震基盤深度@の関係式(4.1)式と(4.2)式を用いて,ブーゲー異常値から地震基盤深度Aを算出し,地震基盤面等深線図を作成した(図4−2−5)。これによると,山地部の盤渓井地点における地震基盤標高は−1800m程度になっており,孔底(標高−1310m)でもまだ地震基盤とした定山渓層群に達していないという既存資料と矛盾しない。