3−5 まとめ

・発震点VP−1とVP−4の走時曲線から,地震基盤の見かけP波速度として5300〜5400m/s程度の値が得られた。これは,平成14年度と平成15年度の屈折法地震探査で得られた地震基盤速度5500m/sと同程度の速度値である。

・レイトレーシング解析から最終的に得られたモデルは,反射法地震探査から得られた構造とほぼ調和するものであり,反射法地震探査結果がほぼ妥当であることが確認できた。