3−4−2 走時曲線

測定記録から読取った初動走時に対し距離補正(発震点−受振点間の実距離と投影測線上での距離の差に関する補正)を施した後,走時曲線を作成し,見かけ速度を求めた。投影測線を図3−1−2に,走時曲線を図3−4−2に示す。これから比較的浅部のP波速度は2000〜3000m/s程度であり,その下に4000m/s台,5000m/s台の速度が読み取れる。