3−2−2 起震車による発震及びデータ取得作業

起震車4台による発震を行い,屈折波の観測を行った。発震点は,次に示す4地点に設置した。

発震点VP−1 :反射測線南方延長上(清田区「札幌ハイテクヒル真栄」付近)

発震点VP−2 :反射測線中央部(白石区「アクセス札幌」付近),スイープ75回

発震点VP−3 :反射測線北端付近(白石区東米里),スイープ125回

発震点VP−4 :反射測線北方延長上(江別市,石狩川河川敷),スイープ100回

各発震点では100回前後のスイープ発震を行い,測線の全区間においてデータを取得した。データ取得システムは,反射法地震探査と同じである。

独立観測点でのデータ収録には,6チャンネルの観測装置(MS−2000D)を9箇所に配置し,各観測装置の周辺で50m間隔,6チャンネルのデータを取得した。