3−1−2 調査位置

測線は平成16年度反射測線と同一(約13km)である。反射法地震探査と同一受振点に加えて,測線延長上にMS−2000Dを用いた独立観測点を設定した。独立観測点の設定箇所は9区間で,反射測線の北方延長上の江別市域に8区間,南方延長上の清田区に1区間とした。各区間において40m〜50m間隔で6点の受振点を設置した。

測線位置図を図3−1−1図3−1−2に示す。発震点は4点とし,それらの位置選定に当たっては,震源のエネルギー,基盤を伝播してきた屈折波が測線のかなりの範囲で測定できること,振動・騒音が付近の民家などに悪影響を与えないことを考慮した。