(3)基盤

ほぼ微動アレー探査結果の第5層下面(=最下層である第6層上面)が反射解釈断面図の基盤(定山渓層群)上面に対比される。ただし,反射面が不明瞭な測線南端付近及びCDP380付近から北側(東側)の範囲は除いている。また,No.12,No.24では,第5層下面が解釈断面図の基盤深度よりも500〜600m程度浅くなっている。

以上のように,微動アレー探査結果も反射法探査結果と同じように,同じ地層でも深いところほど大きなS波速度が分布するという観点から解釈すると,反射解釈断面図の地層分布の形状・深度と比較的よく合い,背斜構造もある程度反映した結果となった。

ただし,No.12やNo.24では,微動の基盤深度が反射基盤深度よりも500〜600m程度浅くなっている。また,測線北側(東側)のNo.25のように,反射解釈断面図の地層境界面に対比させたS波速度構造の層区分の各境界面が,地層境界面よりも浅いというケースもあった。

微動アレー探査結果と反射法結果の基盤深度の違いが比較的大きかったNo.12,No.24及びNo.25については,解析上の検討を行ったので,その結果を次に述べる。