(2)当別層(西野層)

第四系の下位に分布する当別層や西野層は,測線南端に近い微動観測点No.21では第3層に対比されるが,そこから北側にあるNo.20では第3層と第4層に,No.12及びNo.24では第4層に,背斜構造近くのNo.9では一つ上の第3層に,そこから北側(東側)の当別層が深くまで分布すると解釈された範囲にある微動観測点では第4層に対比される。

ただし,反射測線に最も近いNo.12では,第4層が当別層(西野層)だけでなく,その下位の地層も含むような形になっている。この違いについては,S波速度の探索範囲などの微動解析条件が原因の一つとして考えられるが,反射断面の解釈も,反射パターンや測線から離れた既存ボーリングのデータなどに基づいて行っているため,そこでの解釈の違いなども関係している可能性がある。測線北端に近いNo.25では,第四系と同じように,当別層とみなした第4層下面が当別層基底よりも700mも浅い。