6−5 まとめ

・観測重力値は既存重力値とほとんど一致し,既存重力値の有効性が確認できた。

・ケース1の2次元モデル計算結果からは,背斜構造とその周囲と密度差がほとんどないか,あってもかなり小さいことが推定される。むしろ背斜の盛り上がりを削り,北側(東側)へ深く沈み込むところをある程度埋め立てた,なだらかな傾斜構造の方が観測重力値を説明できるようである。また,測線南端部の山地近くでは,高密度アノマリーを導入するモデルを取り入れないと,うまく観測重力値を説明できないこともわかった。これらの結果は来年度,調査地域全体にわたって既存重力値を解析し,基盤深度を求める際の基礎資料とする。