(2)基本アレーの組み合わせについて

上記(ア)で述べたように,「基本アレー」は4台の地震計で構成されるが,実際の測定で,4台以上の地震計を用いることができる場合には,大きさを変えた基本アレーを,中心観測点を共通として組み合わせ,観測効率を上げて実施することが通常行なわれる。

組み合わせ方法としては,観測点を7点で構成する二重円形アレー(以下,二重正三角形アレーと記す)や観測点を10点で構成する三重円形アレー(以下,三重正三角形アレーと記す)が通常用いられる。もちろん,より多くの地震計が使用可能な場合には,四重正三角形アレー,五重正三角形アレーなどを設定することは,理屈の上では可能である。いずれにせよ,これらは,上記(ア)で述べた「アレーの設計目標」に適うものの1つである。図3−3−3に二重三角形アレーの模式図を示す。●印は観測点(地震計)の位置である。また,図3−3−4には三重正三角形アレー模式図を示す。