3−4−4 f−kスペクトル解析(f−k法)

f−k法では,全地震計のデータを同時に用いて各観測点におけるスペクトル推定量から各周波数ごとのf−kパワースペクトルを求める。その手順は空間自己相関法において空間自己相関関数を求めるときと同様に,波形データでノイズの少ない部分からブロックを作成し,多数のブロックを選定して,ブロックそれぞれについてスペクトルを求め,これらを平均することにより求められる(区間分割法)。