3−1 表層地質データ

調査地域及びその周辺地域におけるおもな表層地質データは、地質調査所や国土地理院などによって発行された以下に示す地質図や活断層図などがある。

・地質調査所発行 地域地質研究報告(5万分の1図幅)

    「大阪西北部」、「大阪西南部」、「大阪東南部」、「岸和田」、「広根」

・国土地理院発行 1:25000都市圏活断層図

    「大阪西北部」、「大阪西南部」、「大阪東北部」「大阪東南部」、「岸和田」、「五條」

これら各種の図面をもとに作成された地質分布図を図3−1に示す。

図3−1 ディジタルデータによる地表地質分布

また、関西地盤情報活用協議会の地盤情報データベースに含まれる大阪府域におけるボーリング情報(約15,000本)は、図3−2−1に示すとおりであり、これらの地盤情報を500m格子において各グリッドに含まれるボーリング柱状図の最深深度分布として表示したものが図3−2−2である。これらの図に示されるように、ボーリング情報の多くが大阪市域を中心とする大阪府の中央部に集中し、周辺の市町村部における地盤情報はむしろまばらであることがわかる。

図3−2−1 関西地盤情報活用協議会によるボーリング情報分布図  

図3−2−2 500m格子におけるボーリング柱状図深度分布図