2−2−2 調査計画の確定

調査計画は、第1回調査委員会における審議及びその指導を踏まえて確定した。その内容は、大和川南部において重力探査結果などより推定される基盤岩深度分布に不整形構造が推定される地域を対象として、屈折法を併用したP波反射法地震探査[大和川南測線]を実施するとともに、大阪平野の地下構造に関する既存データの収集解析結果と併せて総合的な解析を行うものである。また、本年度においては、追加調査としてP波反射法地震探査[大阪湾岸第2測線]をあわせて実施することとなった。

本年度において計画したP波反射法地震探査測線は表2−2に示す2測線であり、各測線位置は[2.4調査地域の選定とその経緯の概要]の図2−6に示す。

なお、上記の調査計画が確定した経緯は、表2−3の調査委員会の開催経緯、及び[4.P波反射法地震探査4.1探査概要]にまとめて示す。

表2−2 平成15年度におけるP波反射法地震探査測線