8−4 デコンボリューション

反射法地震探査で収録対象とする波形記録は、単純化すると、探査対象である地下の特性と探査に使用する機器等の地下に起因しない特性がコンボリューション(日本語では重畳、畳み込みという)したものである。探査対象である地下の特性を得るために、それ以外の特性の影響を収録記録から取り除く処理を、上記コンボリューションに対して逆の処理という意味で、デコンボリューションという。