(1)反射法地震探査資料

表3−1−1に示した13資料を収集した。

濃尾平野や養老断層を対象とする探査のほか、長良川河口堰関連及び三重県内の桑名断層、鈴鹿東縁断層帯、布引山地東縁断層帯、中央構造線などの断層を対象とした探査が行われているが、収集した範囲では、平野の中央部付近で基盤岩に到達する探査事例は確認できなかった。

桑名市付近の桑名断層の反射法探査や伊勢湾の北部海上で行われた音波探査(文献No.6,No.10)では、基盤岩の最深部の深度が2,000〜2,300m付近に推定されている。