(1)観測要素点の位置出し

現地での観測要素点の位置出しは,縮尺1/2,500の都市地図を利用して,設計した観測要素点位置を中心として,各アレイにおける等価半径の5%の位置許容誤差円の範囲内で,できるだけ良好な微動の観測ができる場所を選定して行った。

観測要素点の地震計設置場所は,Sアレイについては学校のグラウンド等(アレイが収まる平坦な敷地)を利用し,その他のアレイについては民有地(民家の玄関先,駐車場,畑,田)や歩道上とした。表6−5にアレイ諸元を示す。

表6−5 アレイ諸元