7−4 今後の調査計画案

平成10年度の調査結果を受けて、平成11年度の計画を以下のように検討した。

@ P波地震探査(反射法および屈折法)

平成10年度では京都盆地の南北軸に沿った測線で実施し、良好な成果を得たので、平成11年度には東西方向の1測線10KmでP波地震探査を実施する。測線位置は既存資料等を考慮して盆地中央部のやや南寄りに設定する。

A S波反射法地震探査

平成10年度P波地震探査の測線上で実施し、主としてP波速度との対比を検討する。1測線1Kmで測線位置はP波地震探査測線交点の近傍とする。

B 基準ボーリング調査

基盤まで達するボーリング調査を実施し、地質層序の判定を行う。掘削位置は平成10年度地震探査測線沿いで、盆地中央部のやや南寄りに設定する。掘削予定深度は反射法探査の結果から330mとする。

C 各種検層

記ボーリング孔を利用して、VSP、密度検層、電気検層、PS検層を実施して各種物性値を得る。

上記ボーリング孔付近で1個所実施し、解析法の比較検討、他手法による計測値との整合性の検討を行う。

E 総合解析

以上の結果を総合し、地震探査で得られる地下構造に対して、地質層序の面から検討を行うとともに、7−3に記した観点で各種物性値間の関係を求める。