(1)ハドルテスト結果及び観測波形

微動アレイ探査では微小な揺れを計測するため、観測の前にそれぞれの地震計が同じ特性であるかのチェックを目的としたハドルテストを実施する。ハドルテストでは、同一地点に観測に使用する7台全ての観測機器を設置し、同時刻にデータを収録し、そのデータの波形、スペクトルの一致を確認することにより、観測機器の正常動作を確認する。

図2−5−2−1に現地観測期間中に実施したハドルテストの一例(秦野観測点)を示す。このハドルテスト実施時の微動のパワーレベルは図中(a)に示すように10−5〜10−4(cm2/s)オーダと低いパワーであったが、観測周波数範囲においてパワースペクトル比やコヒーレンスが1、位相差がゼロになっており、7台の観測機器の特性がそろっていることが確認された。

また、観測された観測波形の出力例として、ISEHARA地点での波形を図2−5−2−2図2−5−2−3図2−5−2−4に示す。

図2−5−2−1 観測期間中のハドルテストの一例(場所:HADANO、平成15年2月5日)

図2−5−2−2 観測された微動信号の波形例(ISEHARA地点:Sアレイ)

図2−5−2−3 観測された微動信号の波形例(ISEHARA地点:Mアレイ)

図2−5−2−4 観測された微動信号の波形例(ISEHARA地点:Lアレイ)