2−2−1 調査測線概況

測線は、公道、私道および酒匂川河川敷に沿って設定された。測線には車両の通行ノイズの激しい場所が含まれたが、できるだけ路地裏などに受振器ラインを迂回することでデータ品質の低下を抑制した。なお、精密機器工場、病院、宅地住宅、商店、埋設管の存在する地点、などでは発震を避け、受振器のみを設置した。

また、この測線の全区間を利用して基盤からの屈折波を取得した。