9−4−4 3次元地震動シミュレーション

地震動シミュレーションには3次元差分法を用い、空間4次、時間2次の精度とした。

使用したモデル・パラメータ等を表9−4−5に示す。解析領域は原点を北緯34.25?、東経138.85?として、南北166.4km、東西128.0km、深さ83.4kmの範囲に設定した。

地下構造モデルの格子間隔は、水平方向には0.4kmで一定とし、深さ方向には深度0〜9.4kmを0.4km、深度9.4〜83.4kmを2.0kmとした。

震源時間関数には、ライズタイムを新島・神津島近海の地震で7s、東京湾の地震で2sとした滑らかに変化するランプ関数を用い、両地震とも点震源とした。

表9−4−5 計算モデル・パラメータ