2−1 既存屈折法探査結果の見直し

夢の島爆破実験等の既存の屈折法地震探査による観測データに加えて、昨年度神奈川県および川崎市により実施された屈折法地震探査で得られた観測データを用いて、県中部から東部地域における探査測線(表2−1)の速度構造を統合的に求めた。その結果、基盤深度に関してb測線の一致度が悪いものの、概ね整合性のある2次元地下速度構造を得た。