1−6 調査内容

神奈川県、横浜市及び川崎市が平成10年度から平成12年度にかけて実施した調査結果を基に、神奈川県地下構造調査委員会の指導・助言を受けながら、次の解析を行う。

@既存屈折法探査結果の見直し

関東平野南部で実施された既存の屈折法探査結果について、平成11年度に実施した屈折法地震探査結果を考慮し見直しを行う。

A横浜市及び川崎市の反射法探査、微動アレー探査結果との整合解析

調査手法毎に提案される地下構造モデルの違いを整理し、調査地域の最適モデルの提案を行う。

B地下構造調査手法の整理

地下構造調査を実施するにあたり、地域特性、既存資料の質量の違いを考慮した調査手法の組み合わせの適正化が必要であり、適正な調査手法、測線等の配置、数量等について提案を行う。

C地下構造モデルの検証

本調査で提案する地下構造モデルで予測される地震動の時刻歴と調査地域における過去の地震記録等との比較によりモデルの検証及び補正を行う。