1−3 調査手法と調査内容

前記調査目的のため、

1) 反射法地震探査(P波、バイブロサイス震源)

2) 屈折法地震探査(バイブロサイス震源、エアガン震源)

3) 微動アレイ探査

を実施した。

反射法・屈折法地震探査と同時に、千葉大学理学部により、本調査測線の東側延長部の地震探査が実施された。また同時に、東京大学地震研究所により房総半島中央部のダイナマイト発破が実施され、この観測結果を屈折法のデータに加えた。

微動アレイ探査については、新規4点で観測・解析を実施し、千葉県西部地域・中央部地域計36点の既存微動アレイ探査データについても再解析を行った。

また、現地調査と並行して文献調査も実施し、これまでのデータを総合的に解析することにより、千葉県のほぼ全域を覆う二次元地質構造モデル・二次元速度構造モデルを作成した。