(2)保田層群相当層上面(マーカーD)

○ 今年度の測線の南部には、昨年度の測線の保田層群相当層上面に対応する反射面が認められる。この反射面は、ほぼ水平で RP.500付近の基盤岩がやや急傾斜の部分で斜交して消滅する。しかし、消滅部分は重合記録の質が悪く、明瞭ではない。

○ 保田層群相当層は、今年度の測線の南半分に分布し、南端で最大3500mまで深くなるが、昨年度の測線では南に向かって徐々に浅くなる。

○ 保田層群相当層上面の深度は、東京湾北部断層より北側では約3000mでほぼ水平で、断層より南側では南へ傾斜する。

○ 保田層群相当層は、東京湾北部断層により変形・変位を受けているが、落差は不明である。

○ 反射法の区間速度は、3.4km/s程度である。昨年度の測線でも、3.3〜3.4km/sである。

○ 保田層群相当層の東京湾北部断層の北側での層厚は約250m、南側での層厚は約500mである。