(2)観測日時

観測は平成14年1月17日から2月6日まで、各地点における観測は3回に分けて行った。各地点における具体的な観測日時は、表2−4−3に示す。解析に1アレーで1回の観測データしか使われていないが、実際観測するときは以下の原因で同じ場所で数回も観測したことがある。

@ 天気の原因: 今回の観測地点は大部分地域の基盤深度が3000m以上と予想されるが、大・中アレー解析に必要な周期約3秒以上の長周期微動のパワーが小さい場合、気圧の変化を注意しながら、再観測した。

A 大型車のノイズ: No.13−05(IIC)、No.13−09(YKC)とNo.13−10(SKR)地点は交通量の多い市街地で、大型車などのノイズが多数混入し、車の少ない昼休み時間帯と夜中で再観測した。