(2)観測時期による影響確認

・パワースペクトルの大きさ・形状は冬季と夏季とでは異なり、特に夏季の晴天時(平穏時)のパワーの大きさは冬季の同時期に比べ約1/10程度であった。

・中・小アレーで求めた空間自己相関関数および係数は、微動パワーやスペクトルの形状とは関係なく、冬季も夏季もほぼ同じ結果であった。

・長周期成分(低周波数領域)を除けば、中・小アレーの観測は年間を通じて可能であることがわかった。