(2)共通反射点編集(CDP編集)

発震点・受振点座標を用いて、反射点(発震点と受振点の中点座標)の分布図を作成し、中央を通る直線として、重合測線(CDP測線)を設定した。設定したCDPの数、および最終的に処理に用いたCDPの範囲は以下のとおりである。

           総発震数  発震範囲   CDP範囲  重合測線長

S波ミニバイブ   22    VP.356〜412  31−409   2.36km

バイブロサイス   33    VP.312〜562  31−409   2.36km

三成分受振器展開長は3.0kmであるが、ミニバイブの発震点範囲が短いため、重合測線長は短くなっている。また、バイブロサイスによる記録は、さらにCDP範囲を広げることも可能であるが、ミニバイブとの比較のため同一CDP範囲に揃えてある。