7−3−2 S波増幅率による検証

検証に利用可能な地震は、通常小地震であるため、S波(実体波)の増幅率によって周期1ないし2秒程度までである。やや浅部のモデルを評価することに利用するのが効果的である。増幅度を含めて評価することができるので、上記のH/Vスペクトルによる検証と合わせて、第一次の検証とすることが有効である。