(2)共通反射点編集(CDP編集)

発震点・受振点座標を用いて、反射点(発震点と受振点の中点座標)の分布図を作成し、重合測線(CDP測線)を設定した。ミニバイブS波記録および大型バイブレターP波記録は、震源位置が異なるため、CDP分布が若干異なるが、速度情報などの統合のため、同一の重合測線とした。設定したCDPの数、および最終的に処理に用いたCDPの範囲は以下の通りである。ただし、ミニバイブS波データについては、CDP内のオフセット分布を均一にするために、フレックス・ビンニングを行った。表9