1−2 調査の目的

本業務は、濃尾平野の地下構造を解明するとともに地下構造調査にあたっての調査方法を確立し、地震防災対策に必要な基礎資料を得るために実施したものである。本業務は、深度約2000mに達する基盤岩までの地質構造・速度構造を明らかにすることを目的としている。

なお、地下構造調査全体は2年計画であり、本年度はその1年目にあたる。

図1−2−1に、本年度の調査位置図を示す。