6−1 速度層と地質

第5章では、重力異常データの解析により、地震基盤形状に整合する3次元重力基盤形状を求めた。また、既存の深層ボーリング、今回実施した微動アレー探査の結果をデータとして基盤境界面より上位の中間層の3次元的な層境界面形状を2次元補間により推定し、本調査地域およびその周辺地域の3次元地下成層構造モデルを作成した。

この節では、各層の分布状況および地質との対応について考察する。