3−6−2 屈折法地震探査

本調査地域である三河地域およびその周辺地域において、地震基盤深度程度までを対象とした屈折法地震探査としては、鍋田爆破点と田原爆破点を結ぶ測線(図3−4−5および図3−4−6)がある(正木ほか, 1982)。この測線は、正木ほか(1982)ではB測線と呼ばれている。B測線および他の測線の鍋田爆破点近傍の速度構造を見ると、速度層と地質の対比は表3−6−2のように表される。

表3−6−2 屈折法地震探査から求められた速度層と地質