2−1−2 データ取得作業

調査は、許認可申請・地元交渉等の事前準備を経て、平成12年9月27日より受振点杭を設置し、測量作業を開始した。データ取得作業は平成12年10月2日より開始し、P波反射法の後にP波屈折法、S波反射法を行い、10月17日に終了した。 データ取得作業期間は16日間であった。現地作業工程表を表2−2−2に示した。総受振点数および総発震点数は以下の通りであった。

        総受振点数  総発震点数

P波反射法   855       269

データ取得作業は、平成12年10月2日に作業場事務所を設営し、関係先挨拶、資機材搬入等の諸準備から作業を開始した。

市街地での調査のため、関係先への説明、地域住民への周知徹底のためのチラシ配布等の調査前準備が調査測線近傍全区間にわたってなされ、また、実発震作業時にもできうる限り各戸訪問説明等を行った。その結果、多くの方々は調査の趣旨を理解され、比較的協力的であった。