2-4-2 陸域の浅い地震
 どでは、場所により河【川】等で運ばれてきた堆積
2-5-1 地震動に関係した被害
 砂は、土石流となって【川】を約10kmも流下し
 どが発生した場合、河【川】のせき止め、決壊によ
2-5-2 津波被害
 こともある。さらに、【川】を遡行した津波による
3 北海道地方の地震活動の特徴
 {5}こともある。旭【川】市付近より北の地域で
3-1-2 陸域の浅い地震(深さ約20km以浅)
 ると、中央部では、旭【川】市付近から南に南北に
 れる1834年の石狩【川】河口付近の地震(M6
3-2-1 十勝沖地震
 震動による被害は十勝【川】下流域の低湿な地域で
3-3 各地域の地震活動の特徴
 庁)、中部(宗谷、上【川】、留萌、石狩、空知、
3-3-2 中部地域
 と、1834年に石狩【川】河口付近で石狩地震(
4-1-2 陸域の浅い地震
 高地の西側には、北上【川】や阿武隈川が流れる低
 には、北上川や阿武隈【川】が流れる低地をはさん
4-2-5 陸羽地震
 断層帯で生じたずれは【川】舟断層と呼ばれ、断層
4-3-1 青森県
 .9、1978年に小【川】原湖付近で最大M5.
4-3-2 岩手県
 り、その西側には北上【川】沿いの低地をはさんで
 層のほとんどは、北上【川】沿いの低地より西に分
 が生じた。このずれは【川】舟断層と呼ばれ、断層
4-3-5 山形県
 山地をはさんで、最上【川】沿いにいくつかの盆地
 。  県中部の最上【川】の西側に沿った地域と
 られていないが、最上【川】の西側に沿った地域で
4-3-6 福島県
 。中通りには、阿武隈【川】が流れる低地の西側と
5 関東地方の地震活動の特徴
 、三浦半島南端、神奈【川】県西部に比較的多く分
5-1-1 相模湾から房総半島南東沖にかけてのプレート境界付近
 ため、伊豆半島や神奈【川】県西部などでは、力の
 どが活発である(神奈【川】県西部地域の地震の詳
5-1-3 陸域で発生する地震
 5-9)。また、神奈【川】県西部から山梨県東部
 、三浦半島南端、神奈【川】県西部に活動度の高い
 動度が高いのは、神奈【川】県西部に北西-南東方
 平野北西縁断層帯や立【川】断層帯など、北西-南
 級{6}の活断層(荒【川】断層、東京湾北縁断層
 2} 4)神奈【川】県西部の地震(巻末の
 1も参照)  神奈【川】県西部から山梨県東部
5-2-1 関東地震
 る)は、相模湾、神奈【川】県全域、房総半島の南
 、当時の東京府、神奈【川】県を中心として、全体
 東京都南西部から神奈【川】県北部にかけては、地
 沢山地で発生し、神奈【川】県中南部に大きな被害
5-2-2 元禄地震
 領内で被害が大きく、【川】崎から小田原までの宿
5-2-4 (安政)江戸地震
 安政)江戸地震は、荒【川】河口付近の浅いところ
5-2-5 西埼玉地震
 は埼玉県や群馬県の荒【川】・利根川沿いの比較的
 や群馬県の荒川・利根【川】沿いの比較的地盤が軟
5-2-6 千葉県東方沖地震
 、九十九里平野、利根【川】流域沿いなどの比較的
5-2-7 (明治)東京地震
 じ、東京都東部、神奈【川】県東部、埼玉県南東部
5-3-1 茨城県
 )、1930年の那珂【川】下流域の地震(M6.
5-3-2 栃木県
 里村で生じた山崩れが【川】を塞いだために湖が生
5-3-4 埼玉県
 たる県南東部には元荒【川】断層帯、荒川断層と呼
 には元荒川断層帯、荒【川】断層と呼ばれる活断層
 り、県中部・北部の荒【川】・利根川沿いの地盤の
 部・北部の荒川・利根【川】沿いの地盤の軟らかい
 0}。  また、荒【川】河口付近で発生した1
 ないが、1791年の【川】越・蕨の地震(M6〜
5-3-5 千葉県
 B級の逆断層である鴨【川】低地断層帯が東西方向
5-3-6 東京都(伊豆諸島及び小笠原諸島を除く)
 B級の活断層である立【川】断層帯が北西-南東方
 活断層調査の結果、立【川】断層帯の南端部では、
 る{65}。また、立【川】断層帯の北部では、約
 被害地震としては、荒【川】河口付近で発生した1
5-3-8 神奈川県
         神奈【川】県に被害を及ぼす地震
 震である。なお、神奈【川】県とその周辺で発生し
 が生じた。  神奈【川】県の地形を見ると、県
 り、その東側には相模【川】に沿って平野が広がっ
 続いていている。神奈【川】県は関東地方でも活断
 。図5-56は、神奈【川】県の地形と主要な活断
 )。  なお、神奈【川】県とその周辺における
 。 表5-8 神奈【川】県に被害を及ぼした主
6 中部地方の地震活動の特徴
 大きな境界である糸魚【川】-静岡構造線(詳細は
 これらの山地は、糸魚【川】-静岡構造線の西側に
6-1-1 太平洋側沖合などのプレート境界付近
 方では愛知、岐阜、石【川】の各県で小被害が生じ
6-1-2 陸域の浅い地震
 く見ると、新潟県糸魚【川】市から長野県をほぼ南
 びて富士市に至る糸魚【川】-静岡構造線を境にし
 る(図6-5)。糸魚【川】-静岡構造線は、上述
 造線の東側には、信濃【川】沿いの活断層を除いて
 一方、西側には、跡津【川】断層、阿寺断層帯、伊
 .0〜7.1)は跡津【川】断層で{5}、158
 地震(M7.8)は庄【川】断層帯付近から阿寺断
 の境界にあたり、富士【川】河口断層帯や神縄・国
 ところでもあり、糸魚【川】-静岡構造線のすぐ西
 とが多い。  糸魚【川】-静岡構造線は、長野
 い活断層であり、糸魚【川】-静岡構造線活断層帯
 {11}。  糸魚【川】-静岡構造線の東側で
 後平野にかけて、信濃【川】断層帯などの活動度が
 いる。長野県内の信濃【川】断層帯では、1847
 ている{12}。信濃【川】断層帯の北側には、東
 地域(丹沢山地や富士【川】流域など)とは地質的
6-1-3 日本海東縁部
 かから南へ下り、糸魚【川】-静岡構造線付近に沿
 る。  なお、糸魚【川】の沖合付近から富山湾
6-2-1 南海トラフ沿いで発生する巨大地震
 。また、静岡県、天竜【川】東側の地域(太田川流
 竜川東側の地域(太田【川】流域)では家屋や道路
6-2-3 福井地震
 きく、鉄道・道路・河【川】などに関係する構造物
6-2-4 天正地震
 図6-24)。飛騨白【川】谷の保木脇で大山崩れ
 下多数が圧死した。白【川】谷全体では倒家が埋没
 震源域については、庄【川】断層帯(御母衣断層を
6-2-5 新潟地震
 り、新潟市、佐渡島相【川】町、酒田市、仙台市な
6-2-6 伊豆半島とその周辺及び伊豆大島近海
 物質を含む泥流が狩野【川】に流れ込み、被害が生
6-3-1 新潟県
 、十日町断層帯、信濃【川】断層帯などが知られて
 、十日町断層帯、信濃【川】断層帯はこのような活
 れている。なお、信濃【川】断層帯の長野県の部分
6-3-2 富山県
 には、牛首断層と跡津【川】断層が東北東-西南西
 動度はA〜B級、跡津【川】断層についてはA級で
 てはA級である。跡津【川】断層では、トレンチ調
 の飛越地震では、跡津【川】断層に沿う集落で特に
 0の集落はすべて跡津【川】断層に沿うところにあ
 立山鳶崩れ)などは湯【川】や真川(常願寺川上流
 崩れ)などは湯川や真【川】(常願寺川上流)をせ
 は湯川や真川(常願寺【川】上流)をせき止め、そ
6-3-3 石川県
          石【川】県に被害を及ぼす地震
 地震である。なお、石【川】県とその周辺で発生し
 おりである。  石【川】県の地形をみると、能
 る。図6-50は、石【川】県の地形と主要な活断
 山、岐阜県内)には庄【川】断層帯がある。  
 記録がある。  石【川】県では、南海トラフ沿
 生じた。 なお、石【川】県とその周辺における
 す。 表6-3 石【川】県に被害を及ぼした主
6-3-4 福井県
 ある。  また、石【川】県南部の沖合で発生し
6-3-5 山梨県
 は、活動度A級の糸魚【川】-静岡構造線断層帯が
 も参照)。なお、糸魚【川】-静岡構造線断層帯の
6-3-6 長野県
 (図6-59)。糸魚【川】-静岡構造線断層帯は
 れもA級である。糸魚【川】-静岡構造線断層帯の
 はB級)である。糸魚【川】-静岡構造線断層帯の
 長野盆地付近から信濃【川】に沿って、新潟県の方
 の方へ延びていく信濃【川】断層帯があり、活動度
 ぶことなどから、糸魚【川】-静岡構造線断層帯の
 る。この地震は、信濃【川】断層帯で発生し、長野
 蔵山が崩れたものは犀【川】をせき止め、周辺の村
 が生じた。なお、信濃【川】断層帯(荒舟断層)で
 地震による山崩れで河【川】(遠山川)がせき止め
 る山崩れで河川(遠山【川】)がせき止められ、そ
 以降においても、信濃【川】断層帯周辺や大町市周
6-3-7 岐阜県
 の主要な活断層は、庄【川】断層帯と阿寺断層帯を
 北から牛首断層、跡津【川】断層、高山・大原断層
 山断層帯がある(跡津【川】断層については、6-
 としては、北から長良【川】上流断層帯、濃尾断層
 被害状況などから跡津【川】断層で発生したと考え
 なお、県南東部の中津【川】市は「東海地震」で被
6-3-8 静岡県
 被害が予想される神奈【川】・静岡・山梨・長野・
 海岸に沿っては、富士【川】、大井川や天竜川など
 っては、富士川、大井【川】や天竜川などの河口に
 富士川、大井川や天竜【川】などの河口に形成され
 富士宮市にかけて富士【川】河口断層帯がある(図
 {86}。一方、富士【川】河口断層帯の南端が1
7-1-2 陸域の浅い地震
 布する活断層は、木津【川】断層帯を除き、縦ずれ
 ぶこともある)は木津【川】断層帯で発生した{1
7-3-1 三重県
 横ずれ断層である木津【川】断層帯が北東-南西方
 じた。この地震は木津【川】断層帯で発生したと考
 没した{31}。木津【川】断層帯は横ずれ断層で
7-3-2 滋賀県
 濃地震(M6.8:姉【川】地震と呼ぶこともある
7-3-4 大阪府
 波が襲い、津波が木津【川】・安治川を逆流し、船
 、津波が木津川・安治【川】を逆流し、船の破損、
7-3-5 兵庫県
 この地震により、円山【川】河口付近の地表の一部
7-3-6 奈良県
 横ずれ断層である木津【川】断層が三重県にかけて
 じた。この地震は木津【川】断層帯で発生したと考
7-3-7 和歌山県
 、県北部に流れる紀ノ【川】沿いの低地や和歌山平
 年(M5.9)の日高【川】流域の地震、1938
8 中国・四国地方の地震活動の特徴
 発生し、徳島県及び香【川】県で小被害が生じた。
8-1-2 陸域の浅い地震
 比較的規模が大きな河【川】の河口に形成された三
 下関北方に分布する菊【川】断層、兵庫県から岡山
8-2-1 南海トラフ沿いで発生する巨大地震
 大阪では、津波が木津【川】、安治川を遡行して被
 、津波が木津川、安治【川】を遡行して被害が生じ
8-3-3 岡山県
 は、児島湾北岸や高梁【川】下流域などの県南部で
8-3-5 山口県
 左横ずれ断層である菊【川】断層が分布している。
 層が分布している。菊【川】断層の詳しい活動度な
8-3-6 徳島県
 央構造線に沿って吉野【川】が東に流れ、その河口
 。県内の活断層は吉野【川】の北側をほぼ東西に走
8-3-7 香川県
          香【川】県に被害を及ぼす地震
 地震である。なお、香【川】県とその周辺で発生し
 おりである。  香【川】県では、南海トラフ沿
 1)参照)。  香【川】県南部には讃岐山脈が
 られている。  香【川】県内で発生した陸域の
 る{40}。  香【川】県付近における小さな
 す。 表8-7 香【川】県に被害を及ぼした主
8-3-8 愛媛県
 く分布するほか、重信【川】河口には松山平野が広
9-1-2 陸域の浅い地震
 り、南縁付近には布田【川】・日奈久断層帯などが
9-2-1 日向灘の地震
 れ(図9-8)、大淀【川】河口、加江田川河口な
 、大淀川河口、加江田【川】河口などでは、地震と
 }が生じた。また大淀【川】沿いや飛行場滑走路に
9-3-1 福岡県
 州間の地域には、遠賀【川】沿いなどかつての炭田
 5)や1848年の柳【川】付近の地震(M5.9
 48年の地震では、柳【川】で家屋の倒壊などの被
9-3-4 熊本県
 州山地北西縁には布田【川】・日奈久断層帯が北東
 している。また、布田【川】・日奈久断層帯では、
 地域とその周辺(布田【川】・日奈久断層帯に沿う
 している。  布田【川】・日奈久断層帯に沿う
9-3-7 鹿児島県
 M6.3)が発生し、【川】内市、阿久根市および
 震である。4月3日に【川】内市で震度5強を記録
 .2の地震が発生し、【川】内市で震度6弱、宮之