5−2 トレンチおよびボーリングでみられた地層の層序と構造

高田地点で確認された地層を層相、構造、色調などに基づいて、上位より耕作土層、T〜Y層の7層に区分した。これらのうち、トレンチで確認されたものは耕作土層、T〜W層、ボーリングのみで確認されたものはX層、Y層である。トレンチおよびボーリングの層序と年代を図5−3に示す。

各層記載中のN1、S1等はトレンチ壁面におけるグリッド番号を示し、Nは北側壁面、Sは南側壁面を指す。トレンチ壁面写真を図5−4に、トレンチ壁面スケッチ解釈図を図5−5に示す。

高田トレンチにみられる各地層の堆積環境を検討するために、11試料(K1、K3〜K9、K11、K13、K14)の珪藻分析を行った。14C年代試料および珪藻分析試料採取位置図を図5−6に示す。

トレンチ掘削に先立ち、掘削予定地内の畑(低崖の東側)において、神奈川県教育庁生涯学習文化財課埋蔵文化財班によって考古遺物、遺構等を確認するための試掘調査が行われたが、本地点では考古遺物等は確認されなかった。また、トレンチ掘削時、トレンチ壁面、ボーリング試料にも考古遺物は確認されなかった。