4−5−2 最新活動時の上下変位量

最新活動のみの変位が確実に認められる地層はC層とD層である。両層は断層低下側では確認できるが、隆起側には分布しない。近似値としてトレンチの地表面の高度差を最新活動時期の上下変位量と仮定すれば、最新活動時の上下変位量は約1.6mである(図4−11)。