2−4 ボーリング調査

トレンチ調査地点付近における地下の地質状況、断層による変位量、地層の変形量等を明らかにするために、曽我原地点(小田原市曽我原)および高田地点(小田原市高田)の2地点でボーリング調査を行った。

本年度実施したボーリングは計5孔で、総延長は79.5mである。

ボーリング掘削は、掘削外径66mm、コア径40mm以上で行い、コア採取率は砂礫層で50%、シルト層、ローム層については90%になるように努めた。採取したコアは、写真撮影、観察およびコアの記載を行った上で、試料採取および諸分析を行った。