2−3−1 平成8年度の調査結果

立川断層の横浜市内への延長に関して、平成7年度に川崎市で反射法探査を実施し、平成8年度に横浜市で、重力探査及び浅層反射法探査を行った。また、深度100mのボーリング調査を行い、地質状況を確認した。

この結果、横浜市域の地下に分布する150万年以降に堆積した上総層群には、基本的に変位は認められず、活断層としての立川断層は南方へは延長していない事が明らかとなった。