3−5−2 花粉分析

試料を風化の影響を受けていない新鮮で未固結な砂を含む泥、炭質物を含む有機質泥からブロック状に200〜300g採取し、試料処理を行い、顕微鏡観察により個体数が200 個を越えるまで同定と計数を行った。産出した花粉のそれぞれの分類群の出現率を求めた。なお、200個未満100個以上の試料(上岡枝下流地区)に関しては次章に示すように記号で示した。その後、堆積当時の古植生・古気候を推定し、既存の文献と比較検討し堆積年代を推定した。